アレルギーの病気・花粉症について
◎ アレルギーの病気について
私たちの体には、外部からウイルスなどの異物が入ってきた際に、抗体を作って異物と戦う「免疫」という機能があります。
アレルギーはこの免疫反応が、特定の物質に対して過剰に起こる反応のことをいいます。
アレルギーが起こる原因は解明されていませんが、生活環境の変化や特定の物質に異常に置くさらされているため、また、遺伝などともいわれています。
アレルギーの原因となる物質を「アレルゲン」と呼び、下記のものが有名です
スギやひのきなどの花粉
- 食物や薬物
- ダニ
- ハウスダスト
上記のアレルゲンに、免疫が異常反応をおこし、かゆみや痛み、時には呼吸困難などの発作を引き起こします。
また、アレルギーがもとで起こる代表的な疾患には、代表的な疾患としては アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症)、アレルギー性結膜炎、 アレルギー性胃腸炎、気管支喘息、小児喘息、食物アレルギー、薬物アレルギー、蕁麻疹があげられます。また関節リウマチといった膠原病や円形脱毛症も自己免疫疾患による一種のアレルギー症状になります。
◎ 花粉症の治療について
花粉症の治療は、耳鼻科や眼科だけではなく内科でも行っております。
当院では、鼻水やくしゃみといった辛い症状を抑える内服薬はもちろんのこと、症状に合わせて点眼薬・点鼻薬の
処方やステロイド注射も行っております。また、採血でのアレルギー検査も行っておりますのでお気軽にご相談下さい。
花粉症ステロイド注射(ケナコルト)とは?
花粉症は体内に入った花粉を敵として認識。外に出そうとする防御反応です。
防御反応として、くしゃみ・鼻水・目のかゆみが出現します。
これらの症状を改善するた為に内服薬や点鼻が薬を使用される方も多いですが
薬を飲み忘れてしまう方、薬の効果をあまり実感できない方。
薬で眠気や口の渇きなどの副作用がつらく感じている方におススメです。
【ケナコルト注射のメリット】
施術時間が短い(1分間ほど)
注射時の痛みが少ない
他の花粉症薬よりも効果が大きい
1度の注射で長時間の効果が期待できる。
【ケナコルト注射のデメリット】
長時間続けると副作用が起きやすい
同一部位に多量に注射すると白班、脂肪委縮を起こす事
保険適用